【第1部】Claude Codeで”至高のパートナー”を育てよう〜「何がどう変わるか」から始まるインストール完全ガイド〜

claud code

📚 シリーズ:Claude Codeで”至高のパートナー”を育てよう

第1部(この記事):Claudeとは何か・インストールから「こう変わります」まで

▷ 第2部(近日公開):CLAUDE.md・フック・スキルで”あなた専用Claude”を作る

▷ 第3部(近日公開):ECC・gstackで”至高のパートナー”に進化させる

はじめに:「AIって便利なんでしょ」→そこで止まっている人へ

最初にAIに触ったとき、私はとにかく興奮していました。

「これ、すごい!何でもわかる!」「もうGoogle検索しなくていいじゃん!」なんて思いながら、矢継ぎ早に質問を入れていったんです。ところが……。

返ってくる答えが、なんか、ズレる。

「そういうことを聞きたいんじゃないんだけど」「もっと具体的に教えてよ」「なんでわかってくれないの!」

正直に言います。最初の数週間、私はかなりイライラしていました。「AIって結局、大したことないじゃん」とさえ思いかけていた。せっかく課金したのに、と。

でも、あるとき気づいたんです。

AIが変わっていないんじゃない。私が「育て方」を知らなかっただけだ。

そして今、私はClaudeと一緒に「RailBuddy Japan」という実際のWebサービスを作っています。訪日外国人向けの鉄道・バスガイドサービスです。プログラミングの知識はほぼゼロ。50代・非エンジニア・女性。それでも動いている。

この記事では、Claude Codeをインストールするだけでなく、「何をどう変えると、あなたのClaudeがどう変わるのか」を一緒に見ていきたいと思います。

「難しそう」は、本当に最初だけです。一緒に進みましょう。


この記事を読んで「何が変わるか」を先に見せます

長い記事を読む前に、「読んだあと自分がどう変わるか」を知っておいたほうが、続きが読みやすくなります。だから最初に見せちゃいます。

今の状態 何をする こう変わる
AIに毎回同じ説明をしている CLAUDE.mdを書く(第2部) 起動した瞬間から「あなたのことを知っているClaude」になる
毎回「ブログ記事を、SEO意識して、画像プレースホルダーつけて…」と長い指示を入れている /コマンド(スラッシュコマンド)を作る(第2部) /記事作成 と打つだけで全部が動く
作業が終わるたびに「今日の記録を保存して」と言い忘れる フック(Hook)を設定する(第2部) 何も言わなくても、自動でセッション記録が保存される
ブラウザのClaude.aiしか使っていない Claude Codeをインストールする(この記事) パソコンのファイルを作ったり、実際に動かしたりできるようになる

この表の「何をする」の列が、このシリーズ全体でやることの地図です。
この第1部では一番下の行、「Claude Codeインストール」をゴールにします。


第1章:そもそも「Claude(クロード)」って何者?

📌 この章でわかること:Claudeがどんな会社のどんなAIなのか、基本を押さえます。

Claudeは、Anthropic(アンソロピック)というアメリカの会社が作ったAIです。もともとはGoogleをはじめとした大手テック企業でAI研究をしていた超優秀な研究者たちが、「安全で、人間にとって本当に役立つAIを作りたい」という強い思いを持って、2021年に立ち上げた会社です。

ChatGPTとの違いについてよく聞かれます。どちらも優秀なAIですが、一言で例えるなら「どちらも優秀な家庭教師、でもキャラクターが違う」という感じ。ChatGPTはフランクで即レス系。Claudeは少し丁寧で、複雑な質問や長い文章を扱うのがとても得意な印象があります。

ブラウザ版(claude.ai)でできること:

  • テキストチャット形式での質問・相談
  • ブログ記事・メール文・企画書などの文章生成
  • 外国語の翻訳・リライト
  • アイデア出しや壁打ち相手
  • PDFや画像を読み込んで分析
  • プログラムコードの生成・解説

ブラウザさえあれば今すぐ使えます。まずここから触ってみるのが一番の近道です。

Claude.ai を開いてみる(別タブ)


第2章:Claude Codeとは?「電話の秘書」から「部屋に来る執事」へ

📌 この章でわかること:ブラウザ版Claudeと「Claude Code」が、何がどう違うのかを理解します。

ブラウザ版のClaudeを例えるなら、「電話で相談できる優秀な秘書」です。いつでも呼べて、何でも相談できる。でも電話越しなので、あなたの机の引き出しを直接開けることはできません。

一方、Claude Codeは「あなたの仕事部屋に入って、実際に作業してくれる執事チーム」です。「この書類を整理して」と言ったら、本当に開けて、分類して、ラベルを貼ってくれる。

私がRailBuddy Japanの開発を進めているとき、Claude Codeに「この機能を追加して」とお願いしたら、本当にファイルを作って、コードを書いて、「できました。確認してください」と返ってきたときの衝撃は忘れられません。「え、本当にやってくれた!」あの瞬間、「AIと一緒に何かを作っている」という実感が初めて持てた気がしました。

Claude Codeでできること:

  • パソコンの中のファイルを作成・編集・削除する
  • プログラムのコードを書いて、実際に実行する
  • エラーが出たら原因を調べて自動で修正する
  • 複数のファイルをまたいで作業してくれる
  • 「あなた専用のルール」を覚えさせておける(第2部で詳しく!)
  • WordPressの記事投稿など、ツール連携もできる

Claude Codeの仕組みを公式ドキュメントで見る(別タブ)

実際にどう変わるか?3つの「Before → After」で見てみる

ここが、この記事でいちばん伝えたかったところです。

「Claude Code、使ってみたい。でも何が変わるの?」という方へ、具体的なビフォーアフターをお見せします。

❌ BEFORE(今の状態)

ブログ記事を書くとき、毎回こう打ち込んでいる:
「日本語で、初心者向けに、SEOを意識して、500文字くらいで、画像プレースホルダーをつけて、まとめもつけて、WordPressに貼りやすいHTML形式で…」

✅ AFTER(CLAUDE.md+/コマンドを設定した後)

こう打つだけ:/記事作成
あとはClaudeが全部やってくれる。毎回の「お願いテンプレ」が不要になる。

❌ BEFORE(今の状態)

新しいセッションを開くたびに:「私はnanaといいます。技術は初心者で、WordPressのブログを書いています。日本語で答えてください…」と毎回説明している。

✅ AFTER(CLAUDE.mdを書いた後)

起動した瞬間から「あなたのことを知っているClaude」が待っている。「おはようございます、nanaさん。今日は何から始めますか?」という感じ。

❌ BEFORE(今の状態)

作業が終わるたびに「今日やったことを記録してファイルに保存して」と伝えないと、次回のセッションで全部忘れられてしまう。

✅ AFTER(フック<Hook>を設定した後)

何も言わなくていい。作業が終わったら自動でセッション記録が保存される。次回のClaudeは「前回の続き」から動いてくれる。

CLAUDE.md・/コマンド・フックの詳しい設定方法は第2部で全部説明します。この第1部では「そういうことができるんだ!」というイメージだけ持っておいてください。

非エンジニアの実例:こんなことが変わった

あるコンサルタントの方がClaude Codeを使って実際に起こった変化をご紹介します(ご本人のYouTube動画より)。

  • 📊 インターネット広告の管理:手作業で4時間かかっていた効果測定が、5分で完了するようになった
  • 📝 補助金解説記事の作成:自分で書いたら2〜3日かかる5本の記事を、半日で作成。ポイントは「AIに丸投げではなく、自分の体験・本音・こだわりを加える」こと
  • 🌐 ウェブサイトの管理:「日本語で話しかけるだけで、裏でコードが書かれてホームページが更新される」環境を作った
  • 📈 15万件のデータ分析:過去8年分のデータを2時間でダッシュボード化してインターネット公開

どれも、プログラミングの知識がなくてもできたことです。

ただし、ひとつ大事な共通点があります。それは「最終判断は人間がする」ということ。Claudeは作業のスピードと量を何倍にもしてくれます。でも「何を目的にするか」「どういう方向に進むか」という判断は、あなた自身のもの。AIに任せきりにするのではなく、あなたの判断力を武器にしながらAIを使うというスタンスが、うまくいく人の共通点だと私は感じています。


第3章:「難しそう」という壁を乗り越えよう

📌 この章でわかること:「難しい」という思い込みを外して、最初の一歩を踏み出す心の準備をします。

世間で「Claude Codeは難しい」と言われる最大の理由、それはズバリ「ターミナル(黒い画面)」の存在です。映画やドラマでハッカーが高速タイピングしているあの黒い画面です。

私が最初にその画面を開いたとき、正直に言います。「うわ、無理。閉じよう」と思いました(笑)。何も書いていない、ただ点滅するカーソルだけがある、あの画面。なんか怖いんですよね。

でも、実際に触り始めてわかったことがあります。怖いのは、本当に最初だけです。

最初に入力するのは、たった一行のコマンドです。それだってコピー&ペーストでいい。自分で暗記する必要なんて、まったくない。「習うより慣れろ」という言葉は、まさにここに当てはまります。


第4章:まずClaude.aiのアカウントを作ろう

📌 この章でわかること:Claude Codeを使うための「鍵」となるアカウントを作る手順を説明します。

無料プランと有料プランの正直な比較

プラン 月額(目安) 特徴
Free 無料 1日のメッセージ数に上限あり。最新モデルは使えない場合も
Pro 約3,000円 メッセージ数が大幅に増加。最新モデル利用可。Claude Code利用可
Max 約15,000円〜 最大級の使用量。API優先アクセス。ヘビーユーザー向け

正直に言うと、Claude Codeを本格的に使いたい場合はProプランが必要です。まず無料で触ってみて、「これは使える!」と確信してから上げるのが一番リスクが少ないです。

料金プランを確認する(別タブ)

アカウント作成・6ステップ

🌐 ステップ1:claude.ai にアクセスする
ブラウザのアドレスバーに「claude.ai」と入力してEnter

👆 ステップ2:「Sign up」をクリックする
Googleアカウントでのワンクリック登録もここから選べます

✉️ ステップ3:メールアドレスを入力する
GmailでもYahooメールでもOK

📩 ステップ4:確認メールのリンクをクリックする
届いたメールを開いてリンクをクリック。数分で届きます

🔒 ステップ5:パスワードを設定する
8文字以上で英字と数字を混ぜたものがおすすめ

😊 ステップ6:プロフィール(名前)を設定する
ニックネームでOK。Claudeがこの名前で呼んでくれます

🎉 完了!アカウント作成おめでとうございます!

Claude.ai でアカウントを作る(別タブ)


第5章:Node.jsをインストールしよう

📌 この章でわかること:Claude Codeを動かすための「エンジン」となるNode.jsをインストールします。

Node.jsとは一言で言うと「Claude Codeを動かすための土台ソフト」です。どんなに優れた車(Claude Code)があっても、走るための道路(Node.js)がなければ動けません。インストール自体はインストーラーをダウンロードして実行するだけ。「次へ→次へ→完了」の流れです。

🌐 ステップ1:nodejs.org にアクセスする

⬇️ ステップ2:「LTS版」をダウンロードする
LTS=長期サポート版。安定して使えるバージョン。迷ったら必ずLTS版

🖱️ ステップ3:インストーラーを実行する
ダウンロードした .msi ファイルをダブルクリック→「次へ」を押し続けるだけ

💻 ステップ4:コマンドプロンプトで確認する
Windowsキー→「cmd」→Enter→「node -v」と入力してEnter

🎉 「v22.0.0」のようなバージョン番号が表示されれば成功!

⚠️ よくあるトラブル:「’node’ は認識されていません」と表示された場合
→ パソコンを再起動してからもう一度試してください。それだけで直ることがほとんどです。

[スクリーンショット:nodejs.orgのダウンロードページ(LTS版が選択されている画面)]

[スクリーンショット:node -v を実行してバージョン番号が表示された画面]

Node.js公式ダウンロードページ(別タブ)


第6章:いよいよClaude Codeをインストール!

📌 この章でわかること:Claude Codeをインストールして、初めて起動するところまでを一緒にやります。

コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドをコピー&ペーストしてEnterを押すだけです。

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

コマンドの意味:

  • npm:Node.jsに付属するソフト管理ツール(Node.js専用のアプリストア)
  • install -g:「全体にインストールして」(どのフォルダからでも使えるようになる)
  • @anthropic-ai/claude-code:インストールするソフトの名前

💻 ステップ1:コマンドプロンプトを開く
Windowsキー→「cmd」→Enter

📋 ステップ2:インストールコマンドを貼り付けてEnter
右クリック→貼り付け(またはCtrl+V)してEnter

ステップ3:インストール完了を待つ(1〜3分)
文字がたくさん流れるのは正常。カーソルが戻ってきたら完了

▶️ ステップ4:「claude」と入力してEnter
これだけでClaude Codeが起動。初回は認証が必要です

🔗 ステップ5:表示されたURLをブラウザで開く
Ctrl+クリックまたはコピー&ペーストでブラウザで開く

🔐 ステップ6:Claude.aiアカウントでログイン
先ほど作ったアカウントでログイン→「許可」をクリック

🎉 セットアップ完了!Claude Codeが使えるようになりました!

[スクリーンショット:コマンドプロンプトでnpmコマンドを実行している画面]

[スクリーンショット:インストール完了後の画面]

[スクリーンショット:claudeコマンドで起動してロゴが表示された画面]

⚠️ 「claude: command not found」と表示されたら:
パソコンを一度再起動してから、もう一度「claude」と入力してみてください。

Claude Code公式クイックスタート(別タブ)


第7章:初めての会話をしてみよう!

📌 この章でわかること:Claude Codeに実際に話しかけて「動いた!」という体験をします。

Claude Codeは日本語で普通に話しかけてOKです。最初の一言はこれだけでいい。

こんにちは!

返答が来たとき「あ、本当に話してる!」という瞬間があります。私が最初に経験したときも、思わずニマッとしてしまいました。

最初に試してほしい3つの会話例

1. 自己紹介してもらう

自己紹介してください。あなたは何ができますか?

2. ブログ記事のタイトルを考えてもらう

私は50代の女性ブロガーです。AIとの日常生活について書くブログの記事タイトルを5つ考えてください。

3. エラーメッセージを解説してもらう

パソコンでこんなエラーが出ました。わかりやすく説明してください。
[エラーメッセージをここにコピー&ペースト]

まとめ:今日を境に、何が変わったか

長い記事を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

第1部でやったことの振り返り:

  • ✅ Claudeがどんな会社のどんなAIかを知った
  • ✅ ブラウザ版とClaude Codeの決定的な違いを理解した
  • ✅ 「/コマンド・CLAUDE.md・フック」でClaudeが変わるイメージをつかんだ
  • ✅ 「難しそう」という壁を乗り越えた
  • ✅ Claude.aiのアカウントを作った
  • ✅ Node.jsをインストールした
  • ✅ Claude Codeをインストールして起動した
  • ✅ 初めての会話をした

難しくなかったでしょ?

そして、ここからが本番です。今はまだ「普通のClaude Code」ですが、第2部で設定を入れた後、あなたのClaudeはガラッと変わります。

段階 状態 あなたのClaudeはこうなる
第1部完了(今ここ) インストール済み・初会話OK 「優秀な新人スタッフ。でもあなたのことはまだ何も知らない」
第2部完了 CLAUDE.md+フック+/コマンド設定済み 「あなたの仕事スタイル・目標・好みを全部知っているパートナー」
第3部完了 ECC・gstack導入済み 「あなたの業務全体を自律的に動かしてくれる”至高のパートナー”」

「至高のパートナー」への道は、まだ始まったばかりです。一緒に育てていきましょう。

📖 次回:第2部「CLAUDE.md・フック・スキルで”あなた専用Claude”を作る」

✔ 毎回「日本語で答えてね」と言わなくてすむようになる方法
/コマンド でワンタッチ自動化する方法
✔ フックで「作業後の自動保存」を設定する方法
これまた猫でもわかるように全部説明します!

nana